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炊きたてのご飯が食べたい

定時に帰れるっていいね。自宅勤務できるっていいね。子どもと炊きたてのご飯が食べられる。アクトインディでは積極的にエンジニアを募集中です。

料金編 - Amazon EC2(AWS) Amazon LinuxでWordPress運用

サーバー構築

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EC2でWordPressで構築したサイトを運用することになりました。さくらのVPSLAMP環境の運用は何度もやっていたのですが、EC2で構築するのは初めてだったのでメモです。

Amazon EC2の料金体系~LAMP環境の構築までを書きたいと思います。

  1. Amazon EC2の料金について
  2. Amazon LinuxLAMP環境の構築
  3. phpmyadminのインストール
  4. ec2-user以外のSSH接続アカウントの追加

EC2にWordPressでサイトを作ろう!と思ったときに気になるのがまずは料金じゃないでしょうか。さくらのレンタルサーバー等は、基本的に決められた月額料金を払えば、それ以上に費用がかかることはありませんが、Amazon EC2の料金体系は大きく4つの要素で決定されます。

  1. インスタンス使用量
  2. データ転送量
  3. EBS ボリューム(HDDの容量)
  4. Elastic IP(固定IPアドレス)(ほぼ無料です)

それでは、これから各項目の詳細を見ていきたいと思います。

1.インスタンス使用量

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インスタンスを作成する際に選択する

  1. リージョン(サーバーを置く場所)
  2. インスタンス・タイプ(サーバーのスペック)
  3. OSの種類

で料金が変わります。まずは料金を見積もる為に、

  1. サーバーをどこに置くか(米国、日本、シンガポール?)
  2. インスタンス・タイプはどのスペックにするか?
  3. OSの種類は何にするか?
  4. HDDの容量は何GBにするか?

の4点を決めましょう。今回は下記で行きたいと思います。

  1. リージョン → アジアパシフィック(東京)
  2. インスタンス・タイプ → m1.micro(最小スペック)
  3. OSの種類 → Amazon Linux
  4. EBS ボリューム → 50GB

日本を中心としたWebサービスなら、迷わずアジアパシフィック(東京)を選ぶのがいいかと思います。 (サーバーまでの物理的な距離も通信速度に多少なりとも関係するそうです)

今までCent OSとRed hatしか触ったことなかったんですが、WordPressを運用するだけなら、Amazon LinuxでもCentOSと同じ感じでyumを使ってLAMP環境構築できました。

●アジアパシフィック(東京)、m1.micro(最小スペック)、Amazon Linuxの場合のインスタンス使用量料金概算

インスタンス料金は1時間あたり、○◯ドルと料金が決まっているので、その金額を元に計算します。アジアパシフィック(東京)、m1.micro(最小スペック)、Amazon Linuxの場合の、1時間あたりのインスタンス料金は、0.027ドルです。(1ドル = 80円で計算)

$0.027/h ≒ \2.16/時間 1日 → \51.84 1ヶ月 → \1,555

となり、インスタンス使用量は月額\1,555となります。

2.データ転送量

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データ転送には

WinSCPなどでデータをサーバにアップロードする ・ユーザーからのレスポンスを受ける

などの 「受信(イン)」と

・ユーザーからのレスポンスに対し、Webページの情報を返す ・WinSCPから画像をダウンロードする

などの 「送信(アウト)」に分かれます。

Amazon EC2では「受信(イン)」は無料。「送信(アウト)」は有料となっています。金額は、月のデータ量によって変わりますが、10TB まで、1GBあたり $0.201/月 ≒ \16/月 です。

Webページの容量 → 30KB/1ページ 月間PV → 100,000PV/月

とすると、サーバーが送信(アウト)するデータ送信量は「3,000,000KB ≒ 3GB」「$0.201/GB * 3GB = $0.603 ≒ \48WinSCPsshでファイルダウンロードするのも、せいぜい月3GBぐらいでしょうから、\48

データ転送量は合計で月額\96となります。 ※S3にスナップショット(バックアップデータの取得)などを考慮すると、データの保持で別途金額が発生します。

3.Amazon EBS ボリューム

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EBSボリューム(HDDの容量は) 1GBあたり $0.12/月 となっているので、50GBでは $6/月 ≒ \480/月

I/Oの処理にも料金がかかりますが、100万リクエストあたり $0.12 なので、1000万リクエストでも $1.2 です。 適当に $1 ≒ \80 としておきましょう。

Amazon EBS ボリュームは合計で月額\560となります。

4.Elastic IP(固定IPアドレス

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Amazonでは、インスタンスを立ち上げただけだと、固定のIPアドレスを持っていません。インスタンスを再起動する度に毎回変わるプライベートIPアドレスはありますが、再起動の度に変わってしまうのでは、ドメイン(asobicocoro.com)と紐付けることができません。

固定のIPアドレスを発行するのが、Elastic IPとなります。

Elastic IPは、発行してインスタンスに紐付けを行なっていない状態(放置状態)では、料金が発生しますが、きちんとインスタンスに紐付けておけば料金は発生しません。

今回は \0 となります。

以上、下記の条件で全ての金額を合計すると、

  • リージョン → アジアパシフィック(東京)
  • インスタンス・タイプ → m1.micro(最小スペック)
  • OSの種類 → Amazon Linux
  • Webページの容量 → 30KB/1ページ
  • 月間PV → 100,000PV/月
  • EBS ボリューム → 50GB

月あたりのサーバ費は

  1. インスタンス使用量 → \1,555
  2. データ転送量 → \96
  3. EBS ボリューム → \560
  4. Elastic IP → \0

合計 \2211 となります。

↓料金の詳細を知りたい方はこちら http://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/

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【参考にしたサイト】

次回は、Amazon Linuxインスタンスを立ちあげ、sshでログインするところまでまとめたいと思います。